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胃アニサキス症
胃アニサキス症とは
アニサキスの幼虫が寄生した魚介類(九州ではサバ、アジ、イワシ、イカなど)を食べることによって発症する病気です。新鮮な魚介類を食べた2~8時間後に心窩部に締め付けられるような持続する腹痛が起き、悪心、嘔吐を伴う場合があります。
他の腹痛をきたす病気との鑑別が必要であり、まず超音波検査を行います。超音波検査で胃壁が腫れ上がっていた場合には胃アニサキス症が強く疑われます。
内視鏡治療
経鼻胃カメラで胃壁に頭をつっこんでいる虫体を見つけ、鉗子で捕まえて取り除きます。虫体が見つけ難い場合は青い色素を散布すると見つけやすくなります。
経鼻胃内視鏡で虫体を摘出することによって症状は改善します。取らない限り痛みが続きます。